行政法の勉強法
行政書士試験において行政法が1番大事である事は誰でもわかること。だからこそその勉強法は凄く大事だと思います。
その上で私個人が見つけられた最適な方法があります。それは、行政書士試験において、行政法の問題はとても親切であるということです。だからこそここを得点源に出来るようにしないと合格はあり得ません。私は記述も含めほぼ満点取れました。
行政法には、段階があるということです。一般法理論はすべての前提ですが、行手、行審、行訴法は行政と頭につきますが全くの別物。そこに気が付けるかが合格への鍵だと思います。
そして、行政書士試験では問題文に行政手続法では〜行政不服審査法では〜行政事件訴訟法では〜と丁寧に教えてくれます。紛らわしいものは確かにあります。しかしそれはそれとして頭の中で行政を抜かして記憶を辿る様にすれば、あやふやになる事はありません。
何にも考えずに勉強していた時、審査請求と行政事件訴訟についてあやふやでした。判決と裁決なにが違うのか。これって本当に全くの別物な事に気がついたのは試験の1ヶ月前です。それでも合格できる試験です。
審査請求に対する裁決を判断するのは行政庁。訴訟に対して判決するのは裁判庁。行政と司法は分立している。憲法を勉強しているのにそんな簡単な事に気がつかない。
審査請求は行政庁がした処分に対して行政庁が判断する。訴訟は裁判所が判断する。試験の1ヶ月前まで同一視していた。それの違いに気がつけたから合格出来たと思います。
手続法も同じです。段階が違うのです。処分をした事についての法律。処分、行政指導、命令、届出、それの法律です。問題文を見て自分が出せばいい知識を出せばいいだけ。行政法は得点源です。
勉強開始
本番の勉強ですが、6.7.8月はほぼインプット期間でなかなか苦痛です。予備校の勉強はまず民法行政法憲法の条文すべてが乗った基本書が送られてきて、一条ずつ重要度のランク分け。これが約100時間。
1.5倍速で聞いていたので通信で本当によかった。民法なんて1000条あるのに。過去問もまったく解かず、問題演習もせずにインプットのみで覚えてるのか不安でした。個人的にはたぶんこの期間無駄だったんじゃやいかな?もっと短期間で合格できた気がします。
9月にはアウトプット開始。ここで中間模試が入り、正解は5割ほど。そりゃそうだよねという感じで少し焦り出したのを覚えてます。この辺で予備校から送られてきた教材が、講師曰くこの教材を完璧にマスターすれば、本番で5割は取れるというもの。
これを必死に繰り返してました。
しかし合格基準点は6割。この辺りから商法会社法に手をつけて行きます。一般教養は10月入ってから。
10月からは不安になって他社の市販本をかうという浮気をしてみたり、結局プロを信じてやるしかないとなったり散々。予備校の本試験予想講義などもうけつつ試験は11月12日。
過去問に手をつけるのは10月15日以降と決めていたのでそこからひたすらに毎日過去問1年分やって復習の繰り返し。15年分やりました。
そして最終模試の結果はちょうど6割。気が抜けません。残り10日まできて吹っ切りやるだけやり尽くして本番を迎えました。
次回からは各科目の勉強について投稿していきたいと思います。
戦略の決定
短期間で合格する為の戦略というのはなかなか難しい。選択するにも勇気がいる。しっかり準備しても落ちる人がいるのが国家試験。
合格率10パーセント前後の試験だ。
ということで私は予備校を利用する事を選択しました。そもそも法律の勉強から離れて時間がたっており、ここはプロの手を借りないと難しいと判断しました。
次は予備校選びです。ここが1番悩みました。多分皆様も同じ思いだと思います。
「予備校 比較」などなどで検索すると本当に迷いますよね。今はネットメインで凄く金額が安いところも出てきて迷う所だと思います。大手の半分くらいの金額じゃないですか。
安過ぎても本当に大丈夫なのか。大手の安心感。でも高い。どこの予備校にするのかで1週間ほど悩みましたが、私は大手の安心感を選びました。時間がないからか、かなりの割引キャンペーンをやっていたという理由もあります。
結局の所、予備校の費用は7万円前後で合格のためのフルパックを受講出来ました。この金額で教材も全部送られてきたので本当にお得だと思います。
通信か通いかについては、これはたぶん人によるものだと思いますが、私は通信なら繰り返し見れるかなと思い通信にしました。通うのも面倒というのもありますが。個人的には正解だったと思います。
倍速機能が私にはとてもありがたかった。自分のペースでできるので通信はすごくあっていました。また、配信もペースがあって、プロ側がこのペースでやれば受かるんだと言ってくれてるようで、これもありがたかったと思います。
予備校に決めて実際に勉強し始めたのが5月20日ごろ。ここからスタートです。
合格方法の模索
私が初めて受験しようと思った時が2017年5月。この時に考えたことはどうやって合格するのか。
巷では勉強時間の目安は1000時間など言われており、半年間の勉強で合格するとなるとやり方を考えないと無駄になる。
1日に確保できる勉強時間は何時間か。独学なのか予備校なのか。通信か通いか。どこの予備校がいいのか。この戦略を間違えると全てがパーになるわけで、ここに1番頭を使った。
比較するサイトは際限なくあって、いくらネットサーフィンしててもまず決断できないでしょう。私がそうであったからこそ、このブログを読む人には私の経験をお伝えしたいと思いブログを更新していきます。